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北米のeSIMは、アメリカ、カナダ、メキシコを1つのデータプロファイルでカバーするため、旅が国境をまたぐなら、これを選ぶのが基本です。1つの国にとどまるなら、国別プランで足ります。どちらの場合も、自宅のWi-Fiでインストールしておけば、到着後に現地の通信網につながります。
主なポイント
- Simsimaの北米プランは、アメリカ、カナダ、メキシコを1つのプロファイルでカバーします。国別プランは、国境を越えてスマートフォンが向こう側の通信網につながった時点で、データ通信が使えなくなります
- Simsima eSIM Price Indexの2026年9月3日時点のデータでは、この地域のデータ料金は中央値で1GBあたり約2.37米ドルで、世界全体では3.11米ドルでした
- 国境付近では、ナイアガラの滝や、デトロイトとウィンザーのあいだなどで、スマートフォンが対岸の基地局につながることがあります
- イエローストーンと、レイク・ルイーズとジャスパーを結ぶアイスフィールズ・パークウェイは、どのプランでも電波がほとんど、またはまったく入りません
- アメリカで販売されるiPhone 17には物理SIMのスロットがなく、GoogleによるとアメリカのPixel 10は、Pro Fold以外のモデルがeSIM専用です
1つのプランか3つか:どの国境を越えるかで決める
北米プランの対象は、アメリカ、カナダ、メキシコのちょうど3か国です。各国で使う通信網の名前はプランの詳細に載っており、データ量は3か国で共有されるため、トロントでの1週間とシカゴでの1週間は同じ容量から差し引かれます。
アメリカ、カナダ、メキシコの国別プランは、その国でしか使えません。国境の手前までは問題なく使えますが、スマートフォンが国境の向こう側の通信網につながると、データ通信が使えなくなります。ルートが1つの国で完結するなら、その国別プランで足ります。1回でも国境を越えるなら、地域プランを選べば、2枚目のeSIMを入れて管理する手間が省けます。
ヨーロッパ、アジア、オーストラリアから来る旅行者は、地域プランが最も向くケースです。契約中の通信事業者が、たいてい3か国すべてを海外ローミングとして請求するためです。アメリカ在住の旅行者は、すでに契約しているプランに何が含まれるかで答えが変わります。これは下のよくある質問で取り上げています。
旅行用eSIMと通信事業者のローミングを並べて比較 — ローミングのほうが有利な2つのケースも含めて
シアトルからジャスパーへ、ニューヨークからモントリオールへ:国境をまたぐ2つのルート
太平洋岸北西部の周遊は、2か国をめぐるドライブ旅行の定番の1つです。シアトルから州間高速道路5号線を北上し、ピース・アーチの国境検問所を越えてバンクーバーに入ります。シー・トゥ・スカイ・ハイウェイでウィスラーへ向かい、さらに東のバンフからアイスフィールズ・パークウェイを北上してジャスパーに至るルートです。10〜14日間で、長いドライブ中のナビ、ホテルや公園の予約、メッセージ、写真のアップロードに使うデータ量は、動画を移動中ではなくホテルのWi-Fiで見るなら、たいてい8〜12GBです。
東海岸では、ニューヨークからハドソン・バレーを北上してナイアガラの滝へ向かい、トロントへ渡ってから列車でモントリオールとケベック・シティへ向かうのが定番のルートです。鉄道と都市が中心でWi-Fiを使える場面が多く、ドライブも少ないため、10日間の旅なら5〜8GBほどで足りるのがふつうです。3つ目のパターンは、陸路ではなく空路でメキシコを加える旅で、アメリカの旅にカンクンやメキシコシティでの1週間を付け足す形です。この3つとも、容量が決まった地域プランで対応できます。データをたくさん使う方や、ノートパソコンをテザリングでつなぐ方は、プランの詳細でテザリングのルールを確認するか、無制限のプランも検討しましょう。
アメリカ、カナダ、メキシコの1ギガバイトあたりの料金
料金は世界の中央値を下回り、3か国はほぼ同水準です。Simsima eSIM Price Indexの2026年9月3日時点のデータでは、アメリカが1ギガバイトあたり約1.65米ドル、カナダが約2.37米ドル、メキシコが約2.55米ドルで、地域の中央値は約2.37米ドル、世界全体では3.11米ドルでした。
3つの市場の料金が近いため、どの国に着くかで合計はほとんど変わりません。費用を左右するのは、1つのプランでルート全体をカバーできるか、それとも二重に払うかです。二重に払うとは、国別プランに加えて、通信事業者の日額のローミング料金、または国境を越えたあとの2つ目のプランを払うことです。
国境付近の基地局、メキシコの回線登録制度、そのほかの落とし穴
- 水を挟んだ向こう側の基地局:ナイアガラの滝、デトロイトの対岸のウィンザー、ワシントン州とブリティッシュコロンビア州の国境沿いでは、国境を越える前に対岸の通信網につながることがあります。その場合、国別プランは使えなくなります。通信網を手動で選ぶか、地域プランを持っておきましょう
- メキシコの回線登録制度:2026年1月9日から、メキシコの携帯回線は所有者の身分と紐づけることが義務づけられ、到着後にTelcelやAT&T MexicoのSIMを買うとパスポートの提示を求められます。Expansiónによると、規制当局は2026年のワールドカップの期間中、外国の回線でローミングする旅行者に登録は不要と説明しており、旅行用eSIMはメキシコでローミングする外国の回線にあたります
- 北米の電話番号は付きません:旅行用eSIMはデータ通信専用のため、レストランの順番待ちや、アメリカ、カナダ、メキシコの番号にコードをSMSで送るサービスでは、いつもの番号を使うか、別の方法が必要です
- 中米は、ここでいう北米には含まれません:グアテマラ、ベリーズ、コスタリカ、パナマはこのプランの対象外のため、メキシコから南へ旅を続ける場合は2つ目のプランが必要です
イエローストーン、ロッキー山脈、メキシコの奥地で電波が途切れる場所
3か国とも、都市と州間高速道路網は電波がしっかり入ります。空白があるのは、旅行者がドライブで訪れる場所です。米国国立公園局は、イエローストーンの携帯電話サービスはきわめて限られており、マンモス・ホット・スプリングス、オールド・フェイスフル、グラント・ビレッジ、レイク・ビレッジなど、整備された一部のエリアにしか基地局がないと説明しています。夏は混雑で通信網が過負荷になることもあるため、連絡を取るにはSMSがいちばん確実だと注意しています。
国境の北側では、パークス・カナダによると、アイスフィールズ・パークウェイには年間を通じて使える携帯電話の電波がなく、コロンビア大氷原で5月から10月初めまで限定的に使えるだけです。メキシコでは、トゥルムやバリャドリッド周辺のセノーテと、クリールとディビサデロを結ぶ銅峡谷鉄道の沿線には、電波が入らない区間が長く続きます。これらの区間に入る前に、オフライン地図を保存し、予約情報を控えておきましょう。
eSIM専用のスマートフォンに、出発前にeSIMをインストールする
北米で販売されているスマートフォンの多くは、SIMカードをまったく挿せません。Appleのアメリカ向け仕様によると、iPhone 17はeSIMで有効化し、物理SIMには対応していません。GoogleのPixelのヘルプにも、アメリカではPixel 10以降(Pixel 10 Pro Foldを除く)はeSIMしか使えないと書かれています。SIMロックが解除されていれば、旅行用eSIMの使い方は何も変わりません。
- SIMロックを確認する:iPhoneでは、設定 > 一般 > 情報を開き、「SIMロック」の横に「SIMロックなし」と表示されていれば、ロックは解除されています。Appleの旅行用eSIMガイドでも説明されています
- 自宅でWi-Fiにつないで、プランをインストールする:スマートフォンで、確認メールまたはSimsimaのアカウントからSmart Linkを開くと、eSIMが1タップでインストールされます(iOS 17.4以降のiPhoneとAndroidが対象)。そうでなければ、メールのQRコードを読み取ります。iPhoneでは「設定」>「モバイル通信」>「eSIMを追加」、Pixelでは設定 > ネットワークとインターネット > SIM > SIMを追加です
- 新しい回線に、たとえば「北米」のような名前を付けて、設定で見つけやすくします
- 到着したら、旅行用の回線だけデータローミングをオンにします。「設定」>「モバイル通信」で回線をタップし、「通信のオプション」>「データローミング」の順に進みます。iOS 26では、旅行用eSIMをオンにするかを確認する通知がiPhoneに表示され、同じ選択をガイドしてくれることもあります
- いつもの回線のデータローミングはオフのままにして、通信事業者の料金がかからないようにします。銀行からのSMSを受け取る必要があるなら、その回線はオンのままにします
旅がカリブ海やさらに南に及ぶ場合は、購入前に、各立ち寄り先をどのプランがカバーするかを確認しましょう。下のガイドでは、地域名より対象国の一覧が大切な理由を説明しています。
地域名より対象国の一覧が大切な理由 — 国境で何が起きるかも解説しています
ほかの国を選ぶ
よくある質問
これといった決定版はありません。AT&T、T-Mobile、Verizonと、その通信網を使うプリペイドブランドが、通信事業者の店舗や大型量販店でプリペイドSIMやeSIM回線を販売しており、いちばんの利点はアメリカの電話番号が付くことです。一方で、到着後に買うことになり、現地在住者向けの手順になっていることも多いのが難点です。データ通信専用の旅行用eSIMは出発前にインストールでき、到着ロビーから使えますが、アメリカの電話番号は付きません。
はい、広く対応しています。Appleの[eSIM対応の通信事業者一覧](https://support.apple.com/en-us/101569)には、アメリカのAT&T、T-Mobile、Verizon、カナダのBell、Rogers、Telus、メキシコのTelcel、AT&T、Movistarが載っています。電話番号が付く現地の回線が欲しい場合に役立ちます。旅行用eSIMは、いつもの回線と並べて使う別のデータプランです。
不要なこともあります。[AT&Tの対象の無制限プラン](https://www.att.com/international/canada-roaming/)は、カナダとメキシコでの通話、SMS、プランのデータがローミング料金なしで含まれますが、AT&Tはローミング中は速度が落ちることがあるとしています。ご自身のプランを確認しましょう。通信事業者が日額料金を課す場合、データローミングの速度を落とす場合、または北米の外から来る場合は、旅行用eSIMが向いています。
支払う前に3点を確認しましょう。各国で使う通信網が載っているプランページ、わかりやすい返金ポリシー、連絡がつくサポートです。Simsimaでは、有効化されていないeSIMは14日以内なら返金でき、サポートは通常24時間以内に返信します。また、ご自身のスマートフォンのSIMロックが解除されているかも確認してください。eSIMが使えるかどうかは、プロバイダーよりもこちらのほうが重要です。
いいえ。対象はアメリカ、カナダ、メキシコだけです。中米の国はラテンアメリカプランに含まれるため、メキシコから南へ旅を続けるなら、ルート上のすべての国が載っているプランか、出発前にインストールした2つのプランが必要です。
データ通信専用のため、通話、SMS、認証コード用のアメリカ、カナダ、メキシコの番号は付かず、通話はWhatsAppやFaceTimeを使います。対応エリアはプランの詳細にある通信網に左右され、国立公園や人里離れたハイウェイなど、通信網が届かない場所では使えません。テザリングの可否はプランによって異なり、スマートフォンはSIMロック解除済みである必要があります。
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